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金高蒔絵
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きんたかまきえ
ふりがな文庫
“
金高蒔絵
(
きんたかまきえ
)” の例文
黒棚
(
くろだな
)
、
御廚子
(
みずし
)
、
三棚
(
みつだな
)
の
堆
(
うずたか
)
きは、われら
町家
(
ちょうか
)
の
雛壇
(
ひなだん
)
には
些
(
ち
)
と
打上
(
うちあが
)
り過ぎるであろう。
箪笥
(
たんす
)
、
長持
(
ながもち
)
、
挟箱
(
はさみばこ
)
、
金高蒔絵
(
きんたかまきえ
)
、
銀金具
(
ぎんかなぐ
)
。小指ぐらいな
抽斗
(
ひきだし
)
を開けると、中が
紅
(
あか
)
いのも美しい。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
御厨子
(
みずし
)
の前は、縦に二十間がほど、五壇に組んで、
紅
(
くれない
)
の
袴
(
はかま
)
、
白衣
(
びゃくえ
)
の官女、
烏帽子
(
えぼし
)
、
素袍
(
すおう
)
の五人
囃子
(
ばやし
)
のないばかり、きらびやかなる調度を、黒棚よりして、
膳部
(
ぜんぶ
)
、
轅
(
ながえ
)
の車まで、
金高蒔絵
(
きんたかまきえ
)
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
蒔
漢検準1級
部首:⾋
13画
絵
常用漢字
小2
部首:⽷
12画
“金高”で始まる語句
金高