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金絲
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きんし
ふりがな文庫
“
金絲
(
きんし
)” の例文
新字:
金糸
「與三郎の死骸の爪は割れて、その間に
金絲
(
きんし
)
が挾まつて居た。あんな絲は何處にあると思ふ」
銭形平次捕物控:319 真珠太夫
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
この
帶止
(
おびど
)
めは
細
(
ほそ
)
い
毛
(
け
)
のような
金絲
(
きんし
)
と
金
(
きん
)
の
粒
(
つぶ
)
でもつて
獅子
(
しゝ
)
の
形
(
かたち
)
をつくり、それに
寶石
(
ほうせき
)
をちりばめた
細
(
こま
)
かい
細工
(
さいく
)
は、
今日
(
こんにち
)
でもたやすく
出來
(
でき
)
ないと
思
(
おも
)
はれるほど
優
(
すぐ
)
れたものであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
金絲
(
きんし
)
の縫の黒繻子の帶かとぞ見る
黒雲
(
くろくも
)
の
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
金絲
(
きんし
)
の
縫
(
ぬひ
)
を
捌
(
さば
)
くかな
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
「あ、こいつは
金絲
(
きんし
)
ぢやありませんか」
銭形平次捕物控:319 真珠太夫
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
絲
部首:⽷
12画
“金絲”で始まる語句
金絲雀