“金絲”のいろいろな読み方と例文
新字:金糸
読み方割合
きんし80.0%
きん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「與三郎の死骸の爪は割れて、その間に金絲きんしが挾まつて居た。あんな絲は何處にあると思ふ」
この帶止おびどめはほそのような金絲きんしきんつぶでもつて獅子しゝかたちをつくり、それに寶石ほうせきをちりばめたこまかい細工さいくは、今日こんにちでもたやすく出來できないとおもはれるほどすぐれたものであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
「あんた、新らしい靴を穿いてるわね。まあ、なんて素晴らしい靴でせう! 金絲きん刺繍ぬひがしてあつてさ。あたしなんかには、誰あれもこんな素敵な靴なんて買つて呉れやしないわ。」