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金竜山
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きんりゅうざん
ふりがな文庫
“
金竜山
(
きんりゅうざん
)” の例文
旧字:
金龍山
山東翁
(
さんとうおう
)
が『
近世奇跡考
(
きんせいきせきこう
)
』に書きました
金竜山
(
きんりゅうざん
)
奈良茶
(
ならちゃ
)
の昔はいかがか存じませんが、近頃は奥山の奈良茶もなかなかこったものを食わせやす。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
金竜山
(
きんりゅうざん
)
浅草寺
(
せんそうじ
)
名代の
黄粉
(
きなこ
)
餅、伝法院大
榎
(
えのき
)
下の
桔梗屋安兵衛
(
ききょうややすべえ
)
てんだが、いまじゃア所変えして大
繁昌
(
はんじょう
)
だ。馬道三丁目入口の角で、
錦袋円
(
きんたいえん
)
と廿軒茶屋の間だなあ。おぼえときねえ
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
もちろん、もうあたりは深夜のような静けさなので、ところへ、やがてのことにいんいんと、風もない初春の夜の川瀬に流れ伝わってきたものは、
金竜山
(
きんりゅうざん
)
浅草寺
(
せんそうじ
)
の四ツの鐘です。
右門捕物帖:13 足のある幽霊
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
御厩河岸
(
おうまやがし
)
の
榧寺
(
かやでら
)
には虫歯に
効験
(
しるし
)
のある
飴嘗
(
あめなめ
)
地蔵があり、
金竜山
(
きんりゅうざん
)
の
境内
(
けいだい
)
には塩をあげる塩地蔵というのがある。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
種員は
頬冠
(
ほおかむ
)
りにした
手拭
(
てぬぐい
)
のある事さえ打忘れ今は
惜気
(
おしげ
)
もなく大事な秘密出版の草稿に流るる涙を押拭った。そして仙果
諸共
(
もろとも
)
堀田原をさして
金竜山
(
きんりゅうざん
)
の境内を飛ぶがごとくに走り行く。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
一同はそれらの小屋をも後にして俗に千本桜といわれた桜の立木の間をくぐり抜け、
金竜山
(
きんりゅうざん
)
境内の裏手へ出るとそぞろ本山開基の昔を思わせるほどの大木が
鬱々
(
うつうつ
)
として
生
(
おい
)
茂っている。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
竜
常用漢字
中学
部首:⽴
10画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“金竜山”で始まる語句
金竜山下
金竜山畔江月浮