“錦袋円”の読み方と例文
読み方割合
きんたいえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錦袋円きんたいえんの娘、池のはた(いまの台東区池之端一丁目一番、同上野二丁目一一・一二番)に錦袋円という有名な薬屋がありました。
江戸の化物 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
金竜山きんりゅうざん浅草寺せんそうじ名代の黄粉きなこ餅、伝法院大えのき下の桔梗屋安兵衛ききょうややすべえてんだが、いまじゃア所変えして大繁昌はんじょうだ。馬道三丁目入口の角で、錦袋円きんたいえんと廿軒茶屋の間だなあ。おぼえときねえ
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
彼女の足の爪先は、池の端、錦袋円きんたいえんの裏路地に
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)