“金五郎”の読み方と例文
読み方割合
きんごろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同時にまた、教科書の間に隠した『梅暦うめごよみ』や小三こさん金五郎きんごろうの叙景文をばあたりに見る川筋の実景に対照させて喜んだ事も度々であった。
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
むすめも大きいので養子をして隠居しようと思って、今度死んだ女房のおい金五郎きんごろうと云うのを養子にもらってお菊と夫婦にしたところで、翌年の正月の四日ごろからお菊が怪しい病気になり
累物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)