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重苦
ふりがな文庫
“重苦”の読み方と例文
読み方
割合
おもくる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもくる
(逆引き)
「さう云ふ
訳
(
わけ
)
でもないが……」と三四郎は弁解する。与次郎のへら/\調と、三四郎の
重苦
(
おもくる
)
しい
口
(
くち
)
の利き様が、不釣合で甚だ
可笑
(
おか
)
しい。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「どうなったろう?」という、
好奇心
(
こうきしん
)
も
起
(
お
)
こって、なんだか、そのやぶの
近
(
ちか
)
くになると、
重苦
(
おもくる
)
しいような
気
(
き
)
さえしました。
犬と古洋傘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
去年
(
きょねん
)
の秋のようにあんなつめたい風のなかなら
仕事
(
しごと
)
もずいぶんひどかったのですけれども、いまならあんまり楽でただ少し
肩
(
かた
)
の
重苦
(
おもくる
)
しいのをこらえるだけです。
イーハトーボ農学校の春
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
重苦(おもくる)の例文をもっと
(10作品)
見る
“重苦”の意味
《名詞》
重苦(じゅうく)
堪え難い苦しみ。
(出典:Wiktionary)
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
“重”で始まる語句
重
重畳
重宝
重々
重量
重石
重荷
重箱
重立
重大
“重苦”のふりがなが多い著者
夏目漱石
長塚節
徳田秋声
海野十三
宮沢賢治
豊島与志雄
小川未明