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酒瓶
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さけびん
ふりがな文庫
“
酒瓶
(
さけびん
)” の例文
大きな
酒瓶
(
さけびん
)
のような物を並べた店も、野菜を並べた店も、
乾
(
ほ
)
して蛇とも魚とも判らない物や、また
芋
(
いも
)
とも木の根とも判らない物などを並べた店も眼に
注
(
つ
)
いた。
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
管絃楽は、ベートーヴェンの序曲を
几帳面
(
きちょうめん
)
に演奏し、それから
円舞曲
(
ワルツ
)
を猛然と演奏した。タンホイゼルの巡礼が奏されてる間に、
酒瓶
(
さけびん
)
の
栓
(
せん
)
を抜く音が聞えた。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
白い
上着
(
うわぎ
)
を
酒瓶
(
さけびん
)
の蔭にかくしてなにか整頓に夢中になっているように見せて置いて、
然
(
しか
)
るのち、その蔭に鈴江をよびこむと、春ちゃんの機嫌をわるくするようなことを言っちゃならねぇぞと
電気看板の神経
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
予審判事の書記が寄れる
卓子
(
ていぶる
)
の足の下に転がりて
酒瓶
(
さけびん
)
の栓の
在
(
あ
)
りし事をも記臆し、
其
(
その
)
栓
(
せん
)
はコロップにて其一端に青き
封蝋
(
ふうろう
)
の
存
(
そん
)
したる事すらも忘れず、
此後
(
こののち
)
千年
生延
(
いきのび
)
るとも是等の事を忘る可くも
非
(
あら
)
ず
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
瓶
常用漢字
中学
部首:⽡
11画
“酒瓶”で始まる語句
酒瓶屋