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遺跡
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あと
ふりがな文庫
“
遺跡
(
あと
)” の例文
そうして昔の母屋を取払った
遺跡
(
あと
)
が広い麦打場になっている下の段の肥料
小舎
(
ごや
)
の前まで来ると、三人が向い合って立停って、小声で打合せを始めた。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「そうばかりもいわれないよ、
遺跡
(
あと
)
がのこっているのだからな」
染吉の朱盆
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「それなら石こづめの
遺跡
(
あと
)
を見て参りましょう」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
研究するのが好きだからさ。だからあの
空屋
(
あきや
)
を買ってみたくなったんだよ。そんな犯罪事件のあった
遺跡
(
あと
)
を買って、落付いて調べてみると、意外な事実を
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
結構な水の出る古井戸や、深い杉木立や、凝ったお庭
造
(
づくり
)
の
遺跡
(
あと
)
が、山から参いります
石筧
(
いしがけひ
)
の水と一所に附いておりますから御別荘に遊ばすなら手入らずなんで……
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
▼ もっと見る
アトでその爆発の
遺跡
(
あと
)
をコッソリと見に行った時には文字通り「人間万事夢だ」と思ったね。直径二三町、深さ二十間ぐらいの
摺鉢形
(
すりばちがた
)
の穴が残っていただけだからね。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「イエイエ。それが旦那。シラ真剣なんで……ヘエ。それがその何で御座います。今から三百年ばかり前に焼けた切支丹寺と申しますものの
遺跡
(
あと
)
なんだそうで……ヘエ」
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“遺跡”の意味
《名詞》
(いせき)
(ゆいせき、ゆいしゃく)
(出典:Wiktionary)
“遺跡”の解説
遺跡(いせき、Site)は、
古い時代に建てられた建物、工作物や歴史的事件があったためになんらかの痕跡が残されている場所。古跡。旧跡。
過去の人間の営みの跡が残されている場所。
「ゆいせき」と読み、日本の中世においては過去の人物が残した所領や地位、財産を指す。→遺跡 (中世)
本項では、2.について詳述する。
(出典:Wikipedia)
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
跡
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
“遺”で始まる語句
遺
遺憾
遺骸
遺書
遺物
遺言
遺恨
遺品
遺漏
遺児