“遷善”の読み方と例文
読み方割合
せんぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
依(よ)りて初犯者をば改化遷善(せんぜん)の道に赴(おもむ)かしむるよう誘導の労を執(と)り、また未成年者には読書習字を教えなどして、獄中ながらこれらの者より先生先生と敬(うやま)われつつ
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
偏(ひとえ)に定役(ていえき)の多寡(たか)を以て賞罰の目安(めやす)となせし風(ふう)なれば、囚徒は何日(いつ)まで入獄せしとて改化遷善(せんぜん)の道に赴(おもむ)かんこと思いもよらず、悪しき者は益〻悪に陥りて、専心取締りの甘心(かんしん)を迎え
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
只今(ただいま)より淋しくて悲しくて心細さの遣(や)る瀬(せ)なき旨(むね)を答え、何故なればかく無情の処置をなし改化遷善(せんぜん)の道を遮(さえぎ)り給うぞ、監獄署の処置余りといえば奇怪なるに、署長の巡回あらん時
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)