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遠巻
ふりがな文庫
“遠巻”のいろいろな読み方と例文
旧字:
遠卷
読み方
割合
とおま
50.0%
とおまき
25.0%
とほまき
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とおま
(逆引き)
同時に、八方から
裾野
(
すその
)
へくだって、時刻時刻の
合図
(
あいず
)
とともに、
遠巻
(
とおま
)
きの
輪
(
わ
)
をちぢめて、ひとりあまさず討ってとる
計略
(
けいりゃく
)
。かならずこの手はずをわすれるなよ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遠巻(とおま)の例文をもっと
(2作品)
見る
とおまき
(逆引き)
と、物見高く寄りたかって来て、平時では見られない二人の討入装束に眼をみはって、
遠巻
(
とおまき
)
に眺めていたが、馴れて来るとだんだん側へ寄って来て
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遠巻(とおまき)の例文をもっと
(1作品)
見る
とほまき
(逆引き)
家に
仕
(
つか
)
ふる者ども、其物音に
駈附
(
かけつ
)
けしも、主人が血相に
恐
(
おそれ
)
をなして、
留
(
とゞ
)
めむとする者無く、
遠巻
(
とほまき
)
にして打騒ぎしのみ。
殺尽
(
ころしつく
)
せしお村の死骸は、竹藪の中に
埋棄
(
うづみす
)
てて、
跡弔
(
あととむらひ
)
もせざりけり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
遠巻(とほまき)の例文をもっと
(1作品)
見る
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
“遠”で始まる語句
遠
遠方
遠慮
遠近
遠退
遠江
遠山
遠音
遠眼鏡
遠路
“遠巻”のふりがなが多い著者
吉川英治
海野十三
泉鏡花