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這松
ふりがな文庫
“這松”の読み方と例文
読み方
割合
はいまつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はいまつ
(逆引き)
同島南海岸を
逍遥
(
しょうよう
)
中、海浜より七、八メートル離れた
這松
(
はいまつ
)
の根元に、四十五、六歳ぐらいの
鼠
(
ねず
)
背広、
格子縞
(
こうしじま
)
の
外套
(
オーバアー
)
の紳士が
紅
(
くれない
)
に染んで倒れ、さらに北方十二メートルのところに
棚田裁判長の怪死
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
この窟の中で
何年
(
いつ
)
か焚火した事があるものと見え
蘚苔
(
せんたい
)
に封ぜられた木炭の破片を発見した事である、この外には
這松
(
はいまつ
)
の枯れて石のようになりたる物二、三本と
兎
(
うさぎ
)
の糞二、三塊ありしのみである
越中劍岳先登記
(新字新仮名)
/
柴崎芳太郎
(著)
ちょうど身の
丈
(
たけ
)
ぐらいな
這松
(
はいまつ
)
やつつじが、うまく体を
蔽
(
おお
)
い隠したので、そのままジッと、柵の外を眺めていると、さっき
倶利伽羅坂
(
くりからざか
)
の上にみえた二人が、依然と、はばかりない高声で話しながら
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
這松(はいまつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“這松(ハイマツ)”の解説
ハイマツ(這松、学名:Pinus pumila)はマツ科マツ属の常緑針葉樹。
(出典:Wikipedia)
這
漢検準1級
部首:⾡
11画
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“這”で始まる語句
這入
這
這々
這般
這奴
這出
這上
這麽
這込
這個
“這松”のふりがなが多い著者
柴崎芳太郎
橘外男
吉川英治