トップ
>
退口
ふりがな文庫
“退口”の読み方と例文
読み方
割合
のきぐち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のきぐち
(逆引き)
「新発田尾張、新津丹後。また本庄越前、北条安芸などはいかがいたしたか。柿崎は首尾よく
退口
(
のきぐち
)
を取ったであろうか。直江は……」
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いけ
年
(
どし
)
を
仕
(
つかまつ
)
った、学芸記者が
馴
(
な
)
れない軽口の
逃
(
にげ
)
口上で、帽子を
引浚
(
ひっさら
)
うと、すっとは出られぬ、ぎっしり詰合って飲んでいる、めいめいが席を開き、座を立って
退口
(
のきぐち
)
を譲って通した。
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
是非
(
ぜひ
)
におよばす首を揚げて引取ること、そのほか合図の小笛、
鉦
(
どら
)
、
退口
(
のきぐち
)
のこと、引揚げ場所のこと、途中近所の屋敷から人数を
繰
(
く
)
りだした場合の挨拶、上杉家から追手がかかった時の懸引
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
退口(のきぐち)の例文をもっと
(7作品)
見る
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“退”で始まる語句
退
退屈
退治
退引
退出
退嬰
退儀
退潮
退却
退去
検索の候補
大退口
“退口”のふりがなが多い著者
森田草平
吉川英治
泉鏡花