トップ
>
追馳
>
おいか
ふりがな文庫
“
追馳
(
おいか
)” の例文
直ぐその後を
追馳
(
おいか
)
けて行けば、
屹度
(
きっと
)
どんな男か正体位は見届ける事も出来たで御座居ましょうが、何分不意の事で手前共も
周章
(
あわて
)
ておりましたし
花束の虫
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
なんといふ
趣
(
おもむき
)
のある
招待
(
アンヴィタション
)
の言葉だらう。そして決闘以外にこの言葉を生かして使ふ
途
(
みち
)
は無い。フランスに於ては言葉が先に生れて事実はあとを
追馳
(
おいか
)
けることが往々ある。
雪
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
今度は阿Qを見ても逃げ込まないで、かえって阿Qのあとを
追馳
(
おいか
)
けて、袖を引止めた。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
源は
周章
(
あわ
)
てて、
追馳
(
おいか
)
けて、草の上を
引摺
(
ひきず
)
って行く長い手綱に
取縋
(
とりすが
)
りました。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
馳
漢検準1級
部首:⾺
13画
“追”で始まる語句
追
追従
追々
追剥
追分
追掛
追手
追憶
追付
追駈