めぐら)” の例文
新字:
我はわが慰藉なぐさめの慕はしき聲を聞きて身をめぐらせり、されどこの時かの聖なる目の中にいかなる愛をわが見しや、こゝにしるさじ 七—九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
一の微笑ほゝゑみの光をもて我をしたがへつゝ淑女曰ふ。身をめぐらしてしかして聽け、わが目の中にのみ天堂あるにあらざればなり。 一九—二一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)