“軽(か)” の例文
旧字:輕
此の絵(千里駒のお龍逆鋒を抜く図)は違つて居ます。鋒の上は天狗の面を二ツ鋳付(いつ)けて一尺回りもありませうか、から金で中は空で軽(か)あるいのです。
千里駒後日譚 (新字旧仮名) / 川田瑞穂、楢崎竜、川田雪山(著)
軽(か)る軽(が)ると蹄をあげて走るのが、路はよし、大雨はすくなし、石ころ交じりに草鞋の腐った、信濃の国の片田舎とは、感じに於てもすでに格段の相違がある。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
夕闇(ゆうやみ)の風、軽(か)ろく雨を吹けば一滴二滴、面(おもて)を払うを三人は心地よげに受けてよもやまの話に入りぬ。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
靴も軽(か)る軽る
朝おき雀 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)