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躍
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おどら
ふりがな文庫
“
躍
(
おどら
)” の例文
それだけにこれは千歳一遇の好機であると、Y君と私とは非常な興味を持って、胸を
躍
(
おどら
)
せながら先生の実験の命令を待ったのであった。
球皮事件
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
会々
(
たまたま
)
宗徒の部将有江
休意
(
よしとも
)
、黒髪赤顔眼光人を射る六尺の長身を
躍
(
おどら
)
して至った。重矩の従士左右から之に槍を付けようとするのを、重矩斥けて立ち向った。
島原の乱
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
然し半鐘の音と共に、近在から無数に繰出してくる百姓には、甚七も
辟易
(
へきえき
)
してしまった。そしてかくれるより外に道が無かったから、木立の茂りから大樹の上と巧に身を
躍
(
おどら
)
して夜に入るのを待った。
新訂雲母阪
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
迷信家の女は、胸を
躍
(
おどら
)
せて、極めて小さな声で
僧
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
躍
常用漢字
中学
部首:⾜
21画
“躍”を含む語句
跳躍
雀躍
躍上
躍出
踴躍
踊躍
躍起
一躍
小躍
躍気
躍如
勇躍
躍込
活躍
躍入
躍蒐
遊躍
飛躍
欣喜雀躍
暗躍
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