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蹌踉
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よろ/\
ふりがな文庫
“
蹌踉
(
よろ/\
)” の例文
此
(
こ
)
の
煽動
(
あふり
)
に
横顔
(
よこがほ
)
を
払
(
はら
)
はれたやうに
思
(
おも
)
つて、
蹌踉
(
よろ/\
)
としたが、
惟
(
おも
)
ふに
幻覚
(
げんかく
)
から
覚
(
さ
)
めた
疲労
(
ひろう
)
であらう、
坊主
(
ばうず
)
が
故意
(
こい
)
に
然
(
さ
)
うしたものでは
無
(
な
)
いらしい。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
呍
(
うん
)
と足を踏みしめると、天秤棒が
遠慮会釈
(
ゑんりよゑしやく
)
もなく肩を圧しつけ、五尺何寸其まゝ大地に釘づけの姿だ。思ひ切つて
蹌踉
(
よろ/\
)
とよろけ出す。十五六歩よろけると、息が詰まる様で、たまりかねて荷を下ろす。
水汲み
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
で、
病人
(
びやうにん
)
とあつて、
蹌踉
(
よろ/\
)
と
樓
(
にかい
)
を
下
(
おり
)
る。
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“蹌踉”の意味
《名詞》
蹌踉(そうろう)
足元がよろめくさま。
(出典:Wiktionary)
蹌
漢検1級
部首:⾜
17画
踉
漢検1級
部首:⾜
14画
“蹌踉”で始まる語句
蹌踉々々
蹌踉蹌踉
蹌踉状