足先あしさ)” の例文
あのひと足先あしさきへお風呂ふろつたすきて、足袋跣足たびはだし飛出とびだしたんださうでございますの。それで駈出かけだして、くるまでステーションまでて、わたくしのところへげこんでまゐりました。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)