トップ
>
責折檻
>
せめせっかん
ふりがな文庫
“
責折檻
(
せめせっかん
)” の例文
磔柱
(
はりつけばしら
)
の罪人が引廻しの
状
(
さま
)
をさせて頂き、
路傍
(
みちばた
)
ながら
隠場所
(
かくればしょ
)
の、この山崩れの
窪溜
(
くぼたまり
)
へ参りまして、お
難有
(
ありがた
)
い
責折檻
(
せめせっかん
)
、
苛責
(
かしゃく
)
を頂いた儀でござります。
山吹
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私は
疾
(
とう
)
からお前さんにお話をしようと思って居りましたが、私の処のお
母
(
っか
)
さんは
継母
(
まゝはゝ
)
でございますから、お前さんと私と、
何
(
なん
)
でも訳があるように云って
責折檻
(
せめせっかん
)
をします
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
しょびいて行くのさ、おれの巣へよ! そこでゆっくりと
責折檻
(
せめせっかん
)
、好男子をだいなしにしてやるのさ! そうさ手をかえ品をかえ、地獄の光景を見せてやるのさ。が、心配はご無用だ。殺しはしねえ。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
責
常用漢字
小5
部首:⾙
11画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
檻
漢検1級
部首:⽊
18画
“責”で始まる語句
責
責任
責苦
責任者
責問
責付
責務
責手
責殺
責塞