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豪物
ふりがな文庫
“豪物”の読み方と例文
読み方
割合
えらぶつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えらぶつ
(逆引き)
十八歳で三十六人力、何と
豪物
(
えらぶつ
)
ではございまんか? これが
人足頭
(
にんそくがしら
)
を勤めてお城の築造に骨を折りました。『五郎、毎日御苦労じゃの』と清正公が
仰有
(
おっしゃ
)
る。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
佛蘭西人
(
フランスじん
)
が
未
(
ま
)
だアルゼリヤを
犯
(
おか
)
さない
數年前
(
すねんぜん
)
に此ブリダアの
市
(
まち
)
にラクダルといふ
人
(
ひと
)
が
住
(
す
)
んで
居
(
ゐ
)
たが、これは又た
大
(
たい
)
した
豪物
(
えらぶつ
)
で、ブリダアの人々から『
怠惰屋
(
なまけや
)
』といふ
綽名
(
あだな
)
を
取
(
と
)
つて
居
(
ゐ
)
た
漢
(
をとこ
)
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
血相を変えて戻って来るが早いか、『母上、申訳ございません。
夷狄
(
いてき
)
の病気に犯されました』と言って切腹しようとしたそうです。要するに神風連というのはこんな
豪物
(
えらぶつ
)
の揃いでした。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
豪物(えらぶつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
豪
常用漢字
中学
部首:⾗
14画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“豪”で始まる語句
豪
豪奢
豪傑
豪宕
豪家
豪気
豪胆
豪邁
豪雨
豪勢
“豪物”のふりがなが多い著者
佐々木邦
国木田独歩