やしな)” の例文
「能く補導の事を善くす、精を玄牝に取る、其要、神をやしなひて死せず、生を守り氣を養ふ者也」
道教に就いて (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
入氣は即ち「いき」で仙人の餐芝さんし服氣ふくきといひ、道家の導氣養性といひ、亢倉子かうさうしの氣を嚥み神をやしなひ、思を宰し慮を損し、逍遙輕擧すといへるのも、抱朴子はうぼくしにいへる郗儉が空冢中くうちやうちうに墮ちて
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)