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どくしやじしん
ふりがな文庫
“
讀者自身
(
どくしやじしん
)” の例文
讀者自身
(
どくしやじしん
)
、
面白
(
おもしろ
)
いと
思
(
おも
)
へば
面白
(
おもしろ
)
い。
詰
(
つ
)
まらないと
思
(
おも
)
へば
詰
(
つ
)
まらない。——さういふ
態度
(
たいど
)
を、
無遠慮
(
ぶゑんりよ
)
に、
押
(
お
)
し
進
(
すゝ
)
めて
行
(
ゆ
)
くのである。さうすると、その
讀者
(
どくしや
)
の
能力次第
(
のうりよくしだい
)
に、
必
(
かなら
)
ず
進歩
(
しんぽ
)
があると
思
(
おも
)
ふ。
読書の態度
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
既
(
すで
)
に
萬人向
(
ばんにんむ
)
きの
書物
(
しよもつ
)
がないとすれば、
問題
(
もんだい
)
は、
讀者自身
(
どくしやじしん
)
の
工夫
(
くふう
)
に
移
(
うつ
)
らなければならぬ。
僕
(
ぼく
)
は、
如何
(
いか
)
なる
本
(
ほん
)
を
讀
(
よ
)
むかといふ
事
(
こと
)
よりも、
寧
(
むし
)
ろ
大事
(
だいじ
)
なのは、
如何
(
いか
)
に
本
(
ほん
)
を
讀
(
よ
)
むかといふ
事
(
こと
)
では
無
(
な
)
いかと
思
(
おも
)
ふ。
読書の態度
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
讀
部首:⾔
22画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“讀者”で始まる語句
讀者