“諸〻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もろもろ90.0%
もろ/\10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初に挙げた『北越雪譜』の著者鈴木牧之は、「雪に関する」諸〻もろもろの珍らしい見聞を記したが、それは『雪華図説』とは余程性質が異るものである。
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
野天芸人のてんげいにん諸〻もろもろも、葦簾よしずを掛けたり天幕テントを張って、その中で芸を売っている。「蛇使い」もあれば「鳥娘とりむすめ」もある。「独楽こま廻し」もあれば「かご抜け」もある。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
今汝に現はれし諸〻もろ/\の靈と天をことにして座するにあらず、またその存在の年數としかずこれらと異なるにもあらず 三一—三三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)