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誅滅
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ちゅうめつ
ふりがな文庫
“
誅滅
(
ちゅうめつ
)” の例文
「願わくば自分に精兵五千を授け給え。直ちに禁門に入って、新帝を
擁立
(
ようりつ
)
し奉り、多年禁廷に巣くう内官どもをことごとく
誅滅
(
ちゅうめつ
)
して見せましょう」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
王侍御は
陽
(
ひ
)
に指をさして、我が一族が
誅滅
(
ちゅうめつ
)
せられることは、この陽を見るよりも明らかであるといった。王侍御は小翠を殺しても飽きたらないと思った。彼は夫人と杖を持って小翠の室へいった。
小翠
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
北条
誅滅
(
ちゅうめつ
)
、王政一統、ふたつながら大願の成った報告がおこなわれ、天皇神拝の
御儀
(
おんぎ
)
に次いで、
玉串
(
たまぐし
)
がささげられる。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まず、源氏と名のつく人間は、ことごとく、
誅滅
(
ちゅうめつ
)
、追放、あるいは自ら遠く山野広原の地方に潜伏し、武門はひとり六波羅平家一色になりつつあります。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうして、ひとまず
誅滅
(
ちゅうめつ
)
も片づいたので、王允は一日、都堂に百官をあつめて慶びの大宴を張った。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
われ先帝より
孤
(
みなしご
)
を託すの
遺詔
(
いしょう
)
を
畏
(
かしこ
)
み、魏と
倶
(
とも
)
に天を
戴
(
いただ
)
かず、年来、暖衣を退け、飽食を知らず、
夢寐
(
むび
)
にも兵馬を磨きて
熄
(
や
)
まざるものは、ただただ反国の逆賊を
誅滅
(
ちゅうめつ
)
し
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
下して、
誅滅
(
ちゅうめつ
)
させるのです
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“誅滅”の意味
《名詞》
罪のある者を攻め滅ぼすこと。
(出典:Wiktionary)
誅
漢検1級
部首:⾔
13画
滅
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“誅”で始まる語句
誅
誅戮
誅伐
誅求
誅罰
誅殺
誅伏
誅刀
誅命
誅堅