“ちゅうめつ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:チュウメツ
語句割合
誅滅100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まず、源氏と名のつく人間は、ことごとく、誅滅ちゅうめつ、追放、あるいは自ら遠く山野広原の地方に潜伏し、武門はひとり六波羅平家一色になりつつあります。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうして、ひとまず誅滅ちゅうめつも片づいたので、王允は一日、都堂に百官をあつめて慶びの大宴を張った。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
われ先帝よりみなしごを託すの遺詔いしょうかしこみ、魏とともに天をいただかず、年来、暖衣を退け、飽食を知らず、夢寐むびにも兵馬を磨きてまざるものは、ただただ反国の逆賊を誅滅ちゅうめつ
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)