きよ)” の例文
今に土中より麻皺ましう古瓦こぐわいづるといへり。江濃こうのう両国境を経一里柏原駅。一里半醒井さめがゐ駅。虎屋藤兵衛の家に宿す。暑尤甚し。行程九里きよ
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
すなはち徳山城下なり。鶴屋新四郎の家に小休す。城此をはなるゝこと十町きよなり。浅井金蔵谷祐八(金蔵あざなは子文祐八字子哲徳山の臣なり)
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
無縁堂一の瀬八幡をすぎ長崎村桜の馬場新大工町馬町勝山町八百屋町を経て立山庁邸にいたり、午後寓舎に入る。此日暑甚し。行程三里きよ
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)