“訪來(とひく)” の例文
新字:訪来
あの利根川圖志(とねがはづし)の中(なか)に、……えゝと——安政二年(あんせいにねん)乙卯(きのとう)十月(じふぐわつ)、江戸(えど)には地震(ぢしん)の騷(さわ)ぎありて心(こゝろ)靜(しづ)かならず、訪來(とひく)る人(ひと)も稀(まれ)なれば、なか/\に暇(いとま)ある心地(こゝち)して云々(しか/″\)と……吾(わ)が本所(ほんじよ)の崩(くづ)れたる家(いへ)を後(うしろ)に見(み)て
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)