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見窶
ふりがな文庫
“見窶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みすぼ
81.8%
みすぼら
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みすぼ
(逆引き)
(葬儀人夫立って、下手のバラックの中に入る。やがて
見窶
(
みすぼ
)
らしい棺桶をかつぎ出す。うしろに主人と男の子、老母出て来る。)
或る別れ
(新字新仮名)
/
北尾亀男
(著)
クレエルの耳輪は、自然に岩に
嵌
(
はま
)
つた金粒よりも余計に光りがあるのではない。それとは反対に鉄は最初実に
見窶
(
みすぼ
)
らしい様子をしてゐる。
科学の不思議
(新字旧仮名)
/
ジャン・アンリ・ファーブル
(著)
見窶(みすぼ)の例文をもっと
(9作品)
見る
みすぼら
(逆引き)
前の千鳥足の酔漢は、小ざっぱりしたもじり
外套
(
がいとう
)
を
羽織
(
はお
)
った
粋
(
いき
)
な
風体
(
ふうてい
)
だが、後から出てきたのは、よれよれの
半纏
(
はんてん
)
をひっかけた
見窶
(
みすぼら
)
しい身なりをしている。
東京要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
私はこれ程繁昌な巷に立って
見窶
(
みすぼら
)
しい唖娘の姉が、取るに足らない草花なぞを売って、果してそれを気にとめて買ってくれる人が少しでもいるのであろうか——これは
可哀相な姉
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
見窶(みすぼら)の例文をもっと
(2作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
窶
漢検1級
部首:⽳
16画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見窶”のふりがなが多い著者
渡辺温
内田魯庵
吉川英治
夢野久作
海野十三
寺田寅彦