“衆口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうこう75.0%
しうこう12.5%
しゆうこう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亢奮こうふん! 亢奮! 亢奮! である。それは責任を感じない。また咎められる心配もない。衆口しゅうこう金をとろかすというが、群衆心理がそれであった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
長家はもとより四邊あたりへも吹聽ふいちやうなせば其邊へはつうはさの立行て或は之れをうらやむあり或は之をねたむもありて衆口しうこう喋々てふ/\當分たうぶんはお光の事のみ云あへるをみゝに入たる家主の庄兵衞にはかに安からず思うて一人心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ル・バルヂイ氏にう云ふ言分いひぶんがあるか知らないが、新聞の上の批評では裁判の予測が衆口しゆうこう一斉に不利な様だ。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)