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蚤取眼
ふりがな文庫
“蚤取眼”の読み方と例文
読み方
割合
のみとりまなこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のみとりまなこ
(逆引き)
みんな慾の深そうな顔をした婆さんや爺さんが
血眼
(
ちまなこ
)
になって古着の山から目ぼしいのを
握
(
つか
)
み出しては
蚤取眼
(
のみとりまなこ
)
で検査している。
札幌まで
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
一行は手分けをして、雨に
濡
(
うるお
)
う
身長
(
みのたけ
)
より高い草を押分け押分け、
蚤取眼
(
のみとりまなこ
)
で四方八方捜索したが、いかにしても見出す事が出来ない。咽はいよいよ渇いて来る。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
さて落着て居廻りを
視回
(
みまわ
)
すと、
仔細
(
しさい
)
らしく
頸
(
くび
)
を
傾
(
かたぶ
)
けて
書物
(
かきもの
)
をするもの、
蚤取眼
(
のみとりまなこ
)
になって
校合
(
きょうごう
)
をするもの、筆を
啣
(
くわ
)
えて
忙
(
いそがわ
)
し気に帳簿を繰るものと種々さまざま有る中に
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
蚤取眼(のみとりまなこ)の例文をもっと
(14作品)
見る
蚤
漢検準1級
部首:⾍
10画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
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蚤取粉
蚤取
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