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虐殺
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ぎゃくさつ
ふりがな文庫
“
虐殺
(
ぎゃくさつ
)” の例文
大隅は話し半ばに怪しき方法によって河村を
虐殺
(
ぎゃくさつ
)
した者のあるのを悟り、奮然として、門番の小屋から外に飛びだした。岩蔵に違いない!
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
七草の絵は、無残な
空骸
(
なきがら
)
だ。草雲は、怒りに全身が燃えた。愛児が、
虐殺
(
ぎゃくさつ
)
されたような感情が、眼を熱くさせて、男泣きの涙がこぼれかけた。
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
例えば大勢の聴衆に向って話している時、私は不意に瞑想に襲われることがある。そのときこの不可抗の
闖入者
(
ちんにゅうしゃ
)
は、私はそれを
虐殺
(
ぎゃくさつ
)
するか、それともそれに全く身を
委
(
まか
)
せてついてゆくかである。
人生論ノート
(新字新仮名)
/
三木清
(著)
ベトウリヤの運命は迫りました。破壊と
虐殺
(
ぎゃくさつ
)
とが、目前に在りました。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
狭い区域内で、連続的に街上で
辻君
(
つじぎみ
)
を
虐殺
(
ぎゃくさつ
)
という言葉は
足
(
た
)
らない。
女肉を料理する男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
▼ もっと見る
領主 あくまでも
手
(
て
)
を
盡
(
つく
)
して
此
(
この
)
虐殺
(
ぎゃくさつ
)
の
所因
(
しょいん
)
を
査
(
しら
)
べい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
寇州
(
こうしゅう
)
の地方より
頻々
(
ひんぴん
)
たる早馬や
落去
(
らっきょ
)
の地方吏が門を打ち叩き、梁山泊の賊徒のために、州城は
蹂躪
(
じゅうりん
)
され、国財もことごとく奪われ、あまつさえ州の奉行
高廉
(
こうれん
)
は
虐殺
(
ぎゃくさつ
)
されたとの
報
(
し
)
らせにござりまして
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“虐殺”の意味
《名詞》
虐殺(ぎゃくさつ)
残虐な方法によって殺害すること。
(出典:Wiktionary)
“虐殺”の解説
虐殺(ぎゃくさつ)とは、惨い方法で殺すことや、無闇矢鱈に殺すこと。
(出典:Wikipedia)
虐
常用漢字
中学
部首:⾌
9画
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
“虐殺”で始まる語句
虐殺党
虐殺者