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藍絵
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あいえ
ふりがな文庫
“
藍絵
(
あいえ
)” の例文
旧字:
藍繪
瀬戸村
(
せとむら
)
は近いし、尾張付近は陶器の産地である。そんな物はもとより何も彼の興味をひきはしないが、その大香炉の腰に描いてある
藍絵
(
あいえ
)
の山水が
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あの九州に夥しい数で現れた
藍絵
(
あいえ
)
の
猪口
(
ちょこ
)
や
徳利
(
とくり
)
を、どうして明の染附と共に讃えないであろうか(挿絵第五図)。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
息せき切って飛込んだ鼻の先へ、匂うばかりに半裸体の美女、しかも、その上半身には、十二支の内、七つまで、羽二重に描いた
藍絵
(
あいえ
)
のように見事な文身がしてあるのです。
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
藍絵
(
あいえ
)
のような月光。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
Ⅴ
茶飲茶碗
(
ちゃのみぢゃわん
)
二種。
藍絵
(
あいえ
)
磁器。窯は
伊万里
(
いまり
)
。大きさほぼ同じく丈一寸七分、口径二寸三分。日本民藝美術館蔵。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
▼ もっと見る
藍絵
(
あいえ
)
の
染附
(
そめつけ
)
もありますが、特に赤絵で名を広めました。九谷焼は支那の影響を受けているためか、伊万里焼のような優しい美しさではなく、どこか大陸的な骨っぽいところがあります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“藍絵”の意味
《名詞》
藍を主色として、他の色を抑(おさ)えた版画。江戸時代末期に行われ、葛飾北斎、歌川国貞などの作品に見られる。
陶磁器に呉須を用(もち)いた藍色の絵模様。
(出典:Wiktionary)
“藍絵(
藍摺
)”の解説
藍摺(あいずり)とは、江戸時代の浮世絵における様式のひとつ。藍絵(あいえ)、藍摺絵(あいずりえ)ともいう。
(出典:Wikipedia)
藍
常用漢字
中学
部首:⾋
17画
絵
常用漢字
小2
部首:⽷
12画
“藍”で始まる語句
藍
藍色
藍微塵
藍鼠
藍靛
藍染
藍縞
藍染川
藍玉
藍玉屋