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蕩子
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たうし
ふりがな文庫
“
蕩子
(
たうし
)” の例文
言ふところはドン・ホアンを
欺
(
あざむ
)
く
蕩子
(
たうし
)
なる如くにして、まことは
聖
(
サン
)
アントニウスの誘惑を
峻拒
(
しゆんきよ
)
する氣概あり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
こは
偸安
(
とうあん
)
と云ふよりも、若きを
恃
(
たの
)
む心もちなるべし。この心もちに安住するは、余り
善
(
よ
)
い事ではないかも知れず、云はば芸術上の
蕩子
(
たうし
)
ならんか。(八月二十三日)
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
アヌンチヤタは尋常の歌妓に非ずして、その妙藝は現に天下の仰ぎ望むところなりと
雖
(
いへども
)
、われ
往
(
ゆ
)
いてこれに從はゞ、その形迹世の
蕩子
(
たうし
)
と
擇
(
えら
)
ぶことなからん。我友はこれを何とか言はむ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
“蕩子”の意味
《名詞》
放蕩にふけるこども。蕩児。
(出典:Wiktionary)
蕩
漢検準1級
部首:⾋
15画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“蕩”で始まる語句
蕩
蕩尽
蕩児
蕩々
蕩揺
蕩然
蕩樂
蕩漾
蕩盡
蕩樂者