蔦殿つたどの)” の例文
せざればとて此方こなたに於て如何共せんすべなく樣子もわからざれば若や病死びやうしにても致されしや假令たとへ夫にしてもお蔦殿つたどのお菊共約束やくそくあり此方このはうの得意までまかせ置し者なれば是非ぜひともむかひは參るべし深く案事あんじられ病氣びやうきにてもいでぬやうなし給へと云紛いひまぎらせども母は我が子の窶然みすぼらし形容なりかたち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)