をさ)” の例文
またその大后おほきさき比婆須ひばす比賣の命の時、石祝作いしきつくりを定め、また土師部はにしべを定めたまひき。この后は狹木さき寺間てらまの陵をさめまつりき。
かれその大山守の命の骨は、那良なら山にをさめき。この大山守の命は土形ひぢかたの君、幣岐へきの君、榛原はりはらの君等が祖なり。
かれその神避りたまひし伊耶那美の神は、出雲の國と伯伎ははきの國との堺なる比婆ひばの山をさめまつりき。ここに伊耶那岐の命、御佩みはかし十拳とつかの劒を拔きて、その子迦具土かぐつちの神のくびを斬りたまひき。