“伯伎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ははき50.0%
ハキ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれここに八十神忿いかりて、大穴牟遲の神を殺さむとあひはかりて、伯伎ははきの國の手間てまの山本に至りて云はく
かれその神避りたまひし伊耶那美の神は、出雲の國と伯伎ははきの國との堺なる比婆ひばの山をさめまつりき。ここに伊耶那岐の命、御佩みはかし十拳とつかの劒を拔きて、その子迦具土かぐつちの神のくびを斬りたまひき。
爾に八十神怒りて、大穴遅神を殺さんと共議アイタバカりて、伯伎ハキ国の手間の山本至りて云いけるは、此山に赤猪在るなり。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)