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荒馬
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あらうま
ふりがな文庫
“
荒馬
(
あらうま
)” の例文
彼
(
かれ
)
は
赤栗毛
(
あかくりげ
)
の、すばらしいイギリス馬を持っていた。すらりと細長い首をして、よく
伸
(
の
)
びた
脚
(
あし
)
をして、
疲
(
つか
)
れを知らぬ
荒馬
(
あらうま
)
だった。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
爺さんが
其処
(
そこ
)
を目付けどころにしたんだ。爺さんが毎年その都に行はれる
荒馬
(
あらうま
)
馴
(
な
)
らしの競技場へおかあさんの
美丈夫
(
びじょうふ
)
を出し
度
(
た
)
くなつたんだ。
秋の夜がたり
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
わたしは、父が家から出しなに、馬に
鞍
(
くら
)
を置くように命じたのを思い出した。父の馬術はなかなか大したもので、レーリ氏などよりずっと早くから、どんな
荒馬
(
あらうま
)
をも
馴
(
な
)
らすのに妙を得ていた。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒寥
荒涼
荒海
荒々
荒神
荒地