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草蒸
ふりがな文庫
“草蒸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くさいきれ
66.7%
くさいき
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くさいきれ
(逆引き)
石垣の
草蒸
(
くさいきれ
)
に、棄ててある瓜の皮が、化けて脚が生えて、むくむくと動出しそうなのに、「あれ。」と
飛退
(
とびの
)
いたり。取留めのないすさびも、この女の人気なれば、話せば逸話に伝えられよう。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
石垣の
草蒸
(
くさいきれ
)
に、
棄
(
す
)
ててある瓜の皮が、
化
(
ば
)
けて
脚
(
あし
)
が生えて、むく/\と
動出
(
うごきだ
)
しさうなのに、「あれ。」と
飛退
(
とびの
)
いたり。
取留
(
とりと
)
めのないすさびも、此の女の人気なれば、話せば逸話に伝へられよう。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
草蒸(くさいきれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
くさいき
(逆引き)
草蒸
(
くさいき
)
れの高い日であったが、甚三の唄う追分は、いつもほどには精彩がなく、
咽
(
むせ
)
ぶがような
顫
(
ふる
)
え声が、低く低く草を這い、風に
攫
(
さら
)
われて消えて行った。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
草蒸(くさいき)の例文をもっと
(1作品)
見る
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
蒸
常用漢字
小6
部首:⾋
13画
“草”で始まる語句
草鞋
草
草履
草臥
草叢
草原
草木
草鞋穿
草花
草双紙
“草蒸”のふりがなが多い著者
泉鏡花
国枝史郎