トップ
>
茅店
>
ぼうてん
ふりがな文庫
“
茅店
(
ぼうてん
)” の例文
世事
(
せいじ
)
測る可からずと
雖
(
いえど
)
も、
薙髪
(
ちはつ
)
して
宮
(
きゅう
)
を脱し、
堕涙
(
だるい
)
して舟に上るの時、いずくんぞ
茅店
(
ぼうてん
)
の茶後に
深仇
(
しんきゅう
)
の
冥土
(
めいど
)
に入るを談ずるの今日あるを思わんや。あゝ
亦
(
また
)
奇なりというべし。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
心の
中
(
うち
)
はいざ知らず、
袈裟
(
けさ
)
に
枯木
(
こぼく
)
の身を包みて、山水に白雲の跡を
逐
(
お
)
い、
或
(
あるい
)
は
草庵
(
そうあん
)
、或は
茅店
(
ぼうてん
)
に、
閑坐
(
かんざ
)
し漫遊したまえるが、
燕王
(
えんおう
)
今は皇帝なり、万乗の尊に
居
(
お
)
りて、一身の安き無し。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“茅店”の意味
《名詞》
屋根に茅を葺いた家屋。
(出典:Wiktionary)
茅
漢検準1級
部首:⾋
8画
店
常用漢字
小2
部首:⼴
8画
“茅”で始まる語句
茅
茅屋
茅葺
茅萱
茅場町
茅花
茅町
茅蜩
茅野
茅原