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花香
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はなか
ふりがな文庫
“
花香
(
はなか
)” の例文
その中に十一時半になってしまいましたので、何んだか急に馬鹿馬鹿しくもなって、其の足でぶらぶら歩いて引っ返し、
千住
(
せんじゅ
)
の
万字楼
(
まんじろう
)
という家へ
登
(
あが
)
って
花香
(
はなか
)
という女を買って遊びました。
白蛇の死
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
然る
大商人
(
おほあきうど
)
の
息子
(
むすこ
)
にてしがない
消光
(
くらし
)
に
追
(
おは
)
るゝゆゑ
繕
(
つくろ
)
ひもせず
花香
(
はなか
)
もなき此身の
姿
(
すがた
)
がお目に
止
(
とま
)
り夫程迄に戀慕うて下さるといふ有難さ
勿體
(
もつたい
)
なやと
計
(
ばかり
)
にて
嬉
(
うれ
)
しさ
交
(
まじ
)
る
恥
(
はづ
)
かしさに
塵
(
ちり
)
のみ
捻
(
ひね
)
りてゐたるゆゑ今改めて
父親
(
ちゝおや
)
に問れたりとて
回答
(
いらへ
)
も出來ず
押默止
(
おしだまつ
)
てゐる
横顏
(
よこがほ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“花香”の意味
《名詞》
花の香り。
仏前に供える花と香。
(出典:Wiktionary)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
“花香”で始まる語句
花香苑