“押默止”の読み方と例文
読み方割合
おしだまつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然る大商人おほあきうど息子むすこにてしがない消光くらしおはるゝゆゑつくろひもせず花香はなかもなき此身の姿すがたがお目にとまり夫程迄に戀慕うて下さるといふ有難さ勿體もつたいなやとばかりにてうれしさまじはづかしさにちりのみひねりてゐたるゆゑ今改めて父親ちゝおやに問れたりとて回答いらへも出來ず押默止おしだまつてゐる横顏よこがほ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)