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艶名
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えんめい
ふりがな文庫
“
艶名
(
えんめい
)” の例文
夜目にも薄白く
沢村田之助
(
きのくにや
)
そっくりの美しい顔立ちを嬉しく浮き上がらせている女は、
成島柳北
(
なるしまりゅうほく
)
が「柳橋新誌」に
艶名
(
えんめい
)
を謳われた柳橋のお
絲
(
いと
)
。
円朝花火
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
矢野文雄
(
やのふみお
)
や
小野梓
(
おのあずさ
)
と並んで改進党の三
領袖
(
りょうしゅう
)
として声望隆々とした頃の先夫人は
才貌
(
さいぼう
)
双絶の
艶名
(
えんめい
)
を鳴らしたもんだった。
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
この歌は、平安朝に
艶名
(
えんめい
)
一世
(
いっせ
)
を
圧
(
あっ
)
した、
田
(
た
)
かりける
童
(
わらべ
)
に
襖
(
あお
)
をかりて、あをかりしより思ひそめてき、とあこがれた
情
(
なさけ
)
に感じて、奥へと言ひて呼び入れけるとなむ……
名媛
(
めいえん
)
の作と思う。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
艶
常用漢字
中学
部首:⾊
19画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
“艶”で始まる語句
艶
艶々
艶麗
艶書
艶冶
艶姿
艶消
艶然
艶聞
艶種