)” の例文
きたる」は行四段の動詞である。「み冬つき春は吉多礼登キタレド」(巻十七・三九〇一)「冬すぎて暖来良思ハルキタルラシ」(巻十・一八四四)等の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ウラサブルは「心寂こころさびしい」意。サマネシはサは接頭語、マネシは「多い」、「しきり」等の語に当る。ナガラフはナガルという行下二段の動詞を二たび行下二段に活用せしめた。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)