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舁夫
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かごかき
ふりがな文庫
“
舁夫
(
かごかき
)” の例文
斯様
(
かよう
)
な始末ですからお竹は
翌朝
(
よくあさ
)
立つことが出来ません、既に頼んで置いた
舁夫
(
かごかき
)
も何も断って、荷物も
他所
(
わき
)
へ隠してしまいました。主人の五平は
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と泣きながら
漸々
(
よう/\
)
に小三郎に聞き/\扇町へ参りますると、表は
一寸
(
ちょっと
)
生垣になって居る狭い
宅
(
うち
)
だが、小綺麗な家作で、
舁夫
(
かごかき
)
の安吉が働きにまいって居り、留守居や何かして居りまする。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
二百両でなくとも五十両にでもなれば、幇間を
廃
(
や
)
める気でげすから釜の有る
度
(
たんび
)
に買って来ますが、碌なものは有りませんで、考えれば可笑しいなんと、
舁夫
(
かごかき
)
に
取捕
(
とッつか
)
まってね、あの時は
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此の石は矢切の
渡口
(
わたしぐち
)
に居りましたおしのと恭太郎が、
御名号
(
ごめいごう
)
を書いては積み上げたのが、山のようになって居りまする間へ
匿
(
かく
)
れて
居
(
い
)
るのは、恭太郎に
舁夫
(
かごかき
)
の安吉、重三郎、正孝などで
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
馬子や
舁夫
(
かごかき
)
を雇いましても宿屋の方で値切って、なるたけ
廉
(
やす
)
くいたさせるのが宿屋の亭主の
当然
(
あたりまえ
)
でへえ見下げたと
思召
(
おぼしめ
)
しては恐入ります、只今御勘定を致します、へい/\どうぞ御免なすって
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
舁
漢検1級
部首:⾅
9画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“舁”で始まる語句
舁
舁出
舁込
舁据
舁揚
舁上
舁下
舁人
舁來
舁入