胴上どうあ)” の例文
たちま何人だれ發聲おんどにや、一團いちだん水兵等すいへいらはバラ/\とわたくし周圍めぐり走寄はしりよつて『鐵車てつしや萬歳ばんざい々々々々。』とわたくし胴上どうあげをはじめた。
一同の者は喜び勇んで、徳兵衛を捕まえて胴上どうあげをして、わいしょわいしょと村の方へ運んでいきました。
ひでり狐 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
十一、ノルデは三べん胴上どうあげのまま地べたにべちゃんととされた。
胴上どうあげい、用意っ。」といいました。
さるのこしかけ (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)