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背影
ふりがな文庫
“背影”の読み方と例文
読み方
割合
うしろかげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしろかげ
(逆引き)
勿論定基の母は恩愛の涙を流したことでは有ろうが、これを
塞
(
ふさ
)
ぎ遮ろうとするような人では無く、
却
(
かえ
)
って其
背影
(
うしろかげ
)
に合掌したことであったろう。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
その途端に列車は動き出し、窓からサヨナラを交換したが、狭い路を
辿
(
たど
)
って帰る淋しい
背影
(
うしろかげ
)
が月明りに
霞
(
かす
)
んで見えた。二葉亭の健康の衰え初めたのはその頃からであった。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
と
廂
(
ひさし
)
の夕日に手を上げて、たそがれかかる姿を呼べば、
蘆
(
あし
)
を
裾
(
すそ
)
なる
背影
(
うしろかげ
)
。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
背影(うしろかげ)の例文をもっと
(5作品)
見る
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
影
常用漢字
中学
部首:⼺
15画
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