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胆斗
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たんと
ふりがな文庫
“
胆斗
(
たんと
)” の例文
胆斗
(
たんと
)
の
如
(
ごと
)
し——ということばもあるが、この男の、何と身なりも小さいくせにと、やや気をのまれたかたちであった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「周善なれば、仕損じますまい。彼は、
力
(
ちから
)
鼎をあげ、
胆斗
(
たんと
)
の如き大将で、しかも忠烈ならびなき大将です」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だから余り
燈火
(
あかり
)
に近くすわると、そのうすい髪の根までが
透
(
す
)
いて見えて、この体躯
矮短
(
わいたん
)
にして
胆斗
(
たんと
)
のごとき奇男児の風貌、いやが上にも
魁偉
(
かいい
)
に見せ過ぎる嫌いがある。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼はいやしくも一城の
主
(
あるじ
)
、若年ながら
摂津
(
せっつ
)
の尼ヶ崎に
拠
(
よ
)
って、よく士気を治め、
畿内
(
きない
)
の老雄に呼びかけ、
胆斗
(
たんと
)
の如き男です。お味方にとって最も怖るべき敵のひとりでしょう。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
胆
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
斗
常用漢字
中学
部首:⽃
4画
“胆”で始まる語句
胆
胆力
胆吹山
胆振
胆汁
胆玉
胆煎
胆気
胆太
胆魂