たゞ)” の例文
カイザルのものはカイザルに返へし、忍べる処迄は彼等の要求に譲り、ゆるして、只霊に於て益〻神の国と其のたゞしさとを求める事である。
一のたゞしからざること生ずるによりて、社会は必らず之に応ずる何事かをなさざるべからず。
復讐・戦争・自殺 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
吾々は肉体に於ていかに束縛され、迫害を受けるとも、もし霊に於てたゞしく生きるならば、常に神の愛を感じて喜び、自由である事が出来るのですからな。