つが)” の例文
新字:
心に悲しみ居けるが御儉約けんやくなさるゝは結構けつこうの事なれ共御相續の御養子は御家を御つがせ成さる大事の御方なり其大切なる御養子持參金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
神佛の感應かんおうまし/\天よりして養子やうしにせよと授け給ひし者成べし此家をつがせん者末頼母すゑたのもしと語合かたらふを吉之助ひそかに聞て心の内に冷笑あざわらへど時節を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なさず又母は樽見村たるみむらの百姓源兵衞の娘にて妹一人あり此妹に家をつがせ自分は傳吉の家へ嫁入よめいりせしに父源兵衞病死の後は妹お早身持みもちよからずむこ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)